「ことば」の質と量
対人援助の仕事で、最初にブチあたった壁は、「ことば」。
ぼくはどうにも言語化ができなかった。正確に言うと、苦手。
偉大な先輩たちに、「どう感じた?」「どう関わる?」と毎日のように問われ、赤面しながら、しどろもどろに口を動かしていた記憶が思いだされます。
毎年、正月に決意する抱負は「言語化」。今年もそう。
でも時を経るごとに、ことばの数は増えていき、いつの間にかペラペラと話すように。
しかし、今一度、立ち止まりたいと思う。
言語化の快感に酔いしれて、1から10までマシンガントーク。(職員に対して)
最近、気づいたことがある。・・・もしかしたらウザいかも?
そう感じていたところ、たまたま、公認心理師のテキストに村瀬嘉代子さんの著作の引用があって読んでみると、なんだか目からウロコ。
その時、なにかが降りてきた。「全部しゃべる必要ないんじゃない?」
そんな声が聞こえてきた。
今までは、とにかく勘違いされないように、理解してもらいつくさないと…
そんな気持ちで言語化していたけども、うーん。そんなにマジにならなくてもいいか。
と、そう思い、そして、1か5くらいの「ことば」を”大人しく丁寧に紡ぐ”ように。
今日からこれを意識してみよう。